今回の芸術祭では、地元の郷土芸能の出演だけではなく、一般の方も演劇やダンスに出演者として参加して、その楽しさを感じていただきたいと思いました。森田さんは、イッセー尾形さんの一人芝居を40年にわたり作ってきて、並行して全国で一般の方々と芝居を作り続けている方です。役柄や台本はいっさいありません。演劇に関する経験も全く必要としません。
参加された方々との対話の中でそれぞれのテーマやストーリーを見つけ、ゼロから物語を組み立てていきます。
森田さん“初”の岩手県でのワークショップ+公演です。
ぜひ皆様ご参加ください。

★ワークショップ(稽古)
8月18日(月)〜 21日(木)
午後の部 14:00〜17:00
夜の部 18:00〜21:00
(どちらかにご参加ください)

★発表公演
8月22日(金)
10:00〜リハーサル
19:00〜発表公演

会場:大船渡市「リアスホール」(19日のみ来渡ハウス)
住所:岩手県大船渡市盛町字下舘下18-1(リアスホール)
   岩手県大船渡市盛町権現堂1-1(来渡ハウス)

■参加者:どなたでも
■参加形式:遅刻、欠席、早退自由
■定員:何人でも
■参加費:1000円(5日間で)
■申し込み先:サンフェス事務局 メール:info@sanfes.com

森田雄三(演出家)
演出家森田さん.jpg昭和21年石川平野のど真ん中、田んぼしかない集落に生まれる。昭和40年ほぼインチキの演劇学校「アクターズスタジオ」を手伝う。19 歳のイッセー尾形がやってくる。昭和45年初戯曲「ボクシング悲歌」を演出。結婚し、結婚資金と女房の稼ぎをあてに、前衛演劇をどんどん演出。昭和55年芝居を最後にするつもりで、長男の誕生祝い金を使ってイッセー尾形の一人芝居を公演。これが現在に続く。昭和61 年骨肉腫で、左膝の骨を切断、除去。平成2 年新しい演劇を作ろうと「イッセー尾形プラスワンシアター」を試みる。ゲストは桃井かおりさん、小松政夫さん。「イッセー尾形都市生活カタログ」は地方や海外でも公演。平成17年「演出家森田さんのイッセー尾形ができるまで」と題し、地元の方と4日間で芝居を創り上げるワークショップを全国で行う。平成18年スイス国立演劇学校の教授となる。平成19年森田雄三「間のとれる人 間抜けな人」を執筆。「雄三語録」ブログを毎日書きはじめる。平成24 年「まだ見ぬさゆり」と題した石川さゆりさんのコンサートを演出。平成25年雄三語録ブログ本「人生は、なんとかなるもんである」をPHP 研究所より発行。